Vitamix(バイタミックス)機種比較から使い方までご紹介!

ハイパワーミキサーで有名な「Vitamix(バイタミックス)」

本当にパワフルで、なんと食材の皮だけなく、種までも粉砕!一般ミキサーの3~5倍のハイパワーがあります。

アメリカでは定番のミキサーで、なんとあの[スターバックス]にあるミキサーもVitamix製なんです。

なかなか高価な家電なので簡単には手が出しにくいという方も多いと思います。
そこで今回はバイタミックスを解説!使い方や機種の違い、レシピもご紹介です!

【目次】

Vitamix(バイタミックス)とは

ポイント
①圧倒的なパワー
②8つの使い方
③お手入れ簡単
④安心保障とアフターサービス

基本の操作

3つの機種の違いは?
・大きさ
・操作パネル
・プログラムモードの搭載
・比較表

Vitamixレビュー

気を付けたい注意点

まとめ

Vitamix(バイタミックス)とは

はじめにVitamixの説明を。
創業101年。アメリカのVitamix社から発売されている商品です。

一般で販売しているミキサーの中でも”ハイパワーといえばVitamix”というほどミキサーの中では最高峰。
強力な粉砕力で、種や皮、芯まで滑らかに砕くことができ、野菜や果物の栄養やおいしさをそのまま味わえます。

そしてその仕上がりはとことん滑らか。
他の材料としっかり混ざりあうので野菜もおいしく楽しめます。

「混ぜる、砕く」というブレンダーの基本機能を、徹底的に追及してつくられています。

Vitamixのポイント

Vitamixには種類がありますが、どの機種でもできることは同じ。
下記のポイントは全ての機種に共通していえることです!

①圧倒的なパワー

毎分37000回転(2馬力)という圧倒的なパワーでかつお節や岩塩も砕くことができます。
これは一般のミキサーの3~5倍のパワー。

アボカドの種やパイナップルの芯、キウイの皮も丸ごと投入可能。食材の栄養・美味しさをそのまま丸ごと摂取できます。

このようにキウイと小松菜を丸ごと入れてもとっても滑らかな仕上がりに。
皮や種は粉砕しきれずに何か残りそう、、、と思いますがしっかりと混ざり合っています。ハイパワーだからできることです。

②8つの使い方

ミキサーと聞くと、スムージーやジュースをつくるものだと思われがちですが、氷を砕けばアイスクリームなどのフローズンデザートに、回転する時の摩擦熱を使えば温かいスープに、生地を混ぜることだって可能です。

Vitamixなら

「混ぜる」「砕く」「冷やす」「刻む」「温める」「挽く」「つぶす」「攪拌」

この8つの使い方ができます。
組み合わせ次第でレシピは無限に広がりますよ。

③お手入れ簡単

大きな家電だと使用後のお手入れが面倒くさいイメージありますが、驚くほど簡単。

お湯と洗剤を入れて回すだけ。

1.コンテナの半分までお湯を入れ、食器用洗剤を数滴入れます。
2.スタート
3.速度をゆっくりと10まで上げます。
4.30~60秒作動させます。
5.速度をゆっくりと1に戻しストップ。
6.すべての部品をすすいで水を切ります。

これで終了!
一般のミキサーのように分解してひとつひとつ洗う必要はありません。

(A3500iはプログラムモード[自動洗浄]のでボタン1つで完了します。)

 ④安心保証とアフターサービス

保証期間は5~10年。(本体のみ。コンテナは保証対象外です。)
機種ごとに保証期間は違います。

・A3500i S / A2500i S・・・10年保証
・E310・・・5年保証

どのシリーズも長期間の保証があるから安心して使用できます。

長期間の保証はVitamixが丈夫で長く使える証。
一般のミキサーだと、頻繁に使用する方で1年で壊れたなんて話もよく聞くので、Vitamixを使う期間を考えたらそんなに高い買い物ではないのかもしれません。

基本の操作

どの機種でも操作方法は同じです。
操作パネルで刃の回転速度を変えながら調理していきます。

①パルススイッチ
パルススイッチを押している間だけ、ダイヤルで設定されているスピードでブレードが回転。
もう少しまわしたいというときなどに便利です。

②速度調節ダイヤル
料理に合わせて刃の回転速度を変えます。
1~10あり数字が上がることで回転速度が上がっていきます。

③スタート/ストップ
起動させ、スタートボタンを押すと運転開始。
※起動のオン/オフスイッチは側面に付いています。

3つの機種の違いは?

今回ご紹介するVitamixの機種は3種類。
E310・A2500i S ・A3500i S

この3機種、大きさ(馬力)・操作パネルの仕様・プログラムモードの搭載がそれぞれ違ってきます。

大きさ(馬力)

この大きさは[E310]と[A2500i ・A3500i](Aシリーズ)で違います。

本体のモーターの大きさが違い、
[E310]・・・2馬力
[Aシリーズ]・・・2.2馬力
Aシリーズの方がパワフルです。

モーターの大きさが違うので本体サイズも少し変わります。
横幅は変わりませんがAシリーズは奥行きが少しあります。
大きく感じますが、どちらもA4のスペースで置けるサイズです。

 

また、コンテナのサイズも変わってきます。
[E310]・・・1.4L
[Aシリーズ]・・・2.0L

Vitamixをまわすには、刃が隠れる程度の量が最低でも必要となります。
下が細くなっている1.4Lコンテナは2.0Lより少ない量から回すことができます。

2.0Lのコンテナは大容量で、蓋が透明の仕様になっておりタンパーを利用した調理がより簡単になっています。

この蓋なのですが、2.0Lのプラスチック製の蓋が1.4Lの蓋と比べてかなり閉め易くなっています。
軽い力でカチッとのせるだけ。使用する際のプチストレスがありません。
また、「インターロック」を採用し、コンテナの蓋がきちんと閉まっていないと、Self-Detect™と連動して本体にロックがかかるようになっているのでより安全に使用できます。

(どちらも安心のBPAフリーです。)

操作パネルの仕様

Aシリーズにはスタートしてからの時間が一目で分かるタイマーディスプレイが付いています。
さらに、A3500i Sにはカウントダウンタイマーも搭載。自由に時間の設定が可能です。

プログラムモードの搭載

Aシリーズにはプログラムモードが搭載。
載っているコンテナを自動認識、スピードと時間を調整するので、食材を入れたら、後はボタンひとつで完了してくれます。

<プログラムモードの種類>
[E310]・・・なし
[A2500i S]・・・スムージー・スープ・アイス
[A3500I S]・・・スムージー・スープ・アイス・ディップ・自動洗浄

Vitamixは食材を投入したら速度の低い1からスタートし、様子を見ながら徐々にパワーを上げていくのが基本の操作です。
ずっと様子を見ながらの操作になるのでこのプログラムモードはとっても楽ちん。かなり助かります。

使用している方に聞くと、特にスムージー・スープ・アイスのモードが重宝しているそうです。

比較表

2023年1月にA2500iとA3500iはリニューアル。
本体とタンパーレシピブックのほかに、新しくブレンディングカップ、ボウル、ブレードベース、タンパースタンドが付属しました。
少量のディップやみじん切り、一人用のスムージー、ソースなど食生活の幅をより広げてくれます。

※E310は本体とタンパーのみの販売です。

毎朝スムージーを飲む、お料理にどんどん活用していきたい、料理の幅を広げたいと考えている方にはAシリーズを。

そこまでは考えておらず、バイタミックスが気になっている、二人分程度の量で充分という方にはE310をおすすめします。

機種によりスペックは大きく違うので自分の暮らしに合ったものをお選びください。

Vitamixレビュー

では実際にスムージー・スープ・アイスを作ってVitamixの実力をご紹介。

(A2500i Sのプログラムモードを使用しました。)

<スムージーモード>
パイナップルスムージー

ー材料ー

・冷凍パイナップル 100g
・冷凍バナナ 60g
・小松菜 40g
・水 130cc

全ての材料をコンテナに入れ蓋をします。

スムージーモードでセットしたらスタート!

プログラムモードは、自動的にタイマーもセットされ、自動停止します。

※手動ダイヤルの場合は、電源をONにして速度1から徐々にスピードを上げ、最高速度で約1分撹拌して出来上がりです。

スタートから16秒でもう完全に混ざっています。さすがです。。。!

50秒たったら自動停止。スムージーの完成です!

すっごく滑らかに!!!!!

短時間でこの仕上がりは、他のミキサーではなかなかできません。
ハイパワーのすごさがわかりました。

とっても滑らかで、他の食材ともしっかり混ざりあってくれるので野菜の嫌な苦みがあまり感じません
これならお子様でも美味しく飲めるし、徐々に野菜を増やしていったりと工夫もできそうです。

<アイスモード>
トマトと苺のシャーベット

ー材料ー
・ミニトマト 160g
・冷凍ストロベリー 380g
・メープルシロップ 100g
・クッキー(トッピング)

リスト順に、すべての材料をコンテナに入れます。

フローズンモードでスタート

この時、中蓋を外してタンパーを入れた状態でスタートしてください。

タンパーで、食材を下に押し込むように上下に動かし、対流をサポートするように撹拌。

滑らかになったら出来あがりです。
冷凍の苺も砕いてしっかりと混ざり、滑らかなアイスになっています。

このようにアイスや、食材のすりおろし、ピーナッツバターなど水分の少ない食材の場合に”タンパー”が必要となります。
水分が無ければコンテナのなかで食材が動かないので、ブレードに当たらず混ざりません。
なのでタンパーで動かしまんべんなくブレードに食材を当てます。

バイタミックスはこのタンパーがあるから、様々な料理を作ることが可能に。

<スープモード>
簡単コーンスープ

ー材料ー
コーン缶(汁ごと) 1缶(250g)

コーン缶を丸ごとコンテナに入れます。

あとはスープモードでスタートするだけ。これだけで温かいスープが出来上がります。

5分以上ブレードが超高速で回転することで摩擦熱が生まれます。
その熱で加熱調理されスープ温かく仕上がります。

画像では分からないですが、湯気が出るほどあつあつのコーンスープが出来上がりました。

もったりとした濃厚なスープがこんなに手軽にできて驚きです。

気を付けたい注意点

Vitamixを購入・使用の際に気をつけるべき注意点があります。

ハイパワーなので音が大きい

2馬力のハイパワーなので仕方ないのですが、なかなか大きな音を出して稼働します。
掃除機やドライヤーを想像してもらうと良いかもしれません。
マンションなど集合住宅の方は注意が必要です。
掃除機と同じように早朝や夜間の使用は避けたほうがいいかもしれません。

まとめ

使い方はすごくシンプル。
料理に合わせてスピードを決めるだけ。コントロールパネルも直感的に分かります。さらに、プログラムモードならボタン一つで完了なので、誰でも簡単に使うことができます。

時間のないときのスムージー作りにもピッタリです。

1番のポイントはやはり「ハイパワー」
このハイパワーだからできる”滑らかさ”は一般のミキサーでは出せません。
一度バイタミックスにすると手放せない方の気持ちが分かりました。

高額で大きな家電なので簡単に購入するのは難しいですが、1度使うとその機能性から十分に納得のできる商品です。

ぜひ自分の生活にあった機種を選んで、毎日の料理をよりヘルシーに、そしてより手軽にしてみてください。

Writer Profile

ito

入社3年目。20代一人暮らし。
道具やお料理のこと勉強中です。
料理は苦手で自炊はたまにでしたが、&(COOK)スタッフに加わったことで積極的に挑戦中。
料理初心者の私がここで知った道具のことを伝えていきます。

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